紀元前2500年頃に古代エジプトで使われていた、義歯らしきものが発掘されました。
 また、古代ギリシャ時代に使われていた、金線や補助的に金の帯状の板で
 固定したブリッジ様の物が発掘されています。

 古代ローマでは象牙と獣骨で作った義歯があったようです。
 中国では、宋・明の時代に義歯様の物がありました。

 日本では弥生時代に緑色蝋石製の義歯がありました。現存する最も古い
 義歯は、和歌山市成願寺の尼僧(1538年没)の木床一木造りの上顎
 総義歯です。この木床義歯は仏師の製作によると言われています。

 ヨーロッパでは1728年近代歯科医学の祖ともいわれたフォシャ−ルは
 「外科歯科医」に総義歯の製作法を記述しています。

 アメリカでジョージ・ワシントンは1798年に金製の入れ歯を入れたそうです。
 また、ガルデットは1800年頃金属板応用の入れ歯を作りました。

 1851年頃弾性ゴムが開発され、アメリカ人エバンスはゴム床義歯を考案しました。
 1937年ドイツでアクリル系樹脂による義歯が開発されました。
 1907年ロスト・ワックス法が開発され金属による義歯床が作れるように
 なりました。

 人間の噛むことへのこだわりは大昔からあり、その中でも入れ歯はとても歴史の
 ある補助具なのです。

入れ歯の起源
噛めることは素晴らしいことです
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